【ヴァンガード】なるかみヴァンキッシャー軸 構築+カード解説

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こんばんは、つるなりです。

今回はヴァンガード新弾「天輝神雷」から追加される新規カードを加えたなるかみのヴァンキッシャー軸の構築紹介です。

スタンに入ってからのなるかみはドラゴニック・ヴァンキッシャーを中心としたビートダウンデッキでしたが、今弾で大幅な強化を貰いました。新規カードでめぼしい物は3種類のみですが、この3種が非常に強力で構築内容が大幅に変わりました。アクセルクランなので回し方にクセこそありますが、擬似Vスタンドに自主退却による盤面空け、G3サーチの増加により、明らかにデッキパワーが上がったと思います。昨今の環境に食いつく位のパワーは得たのではないでしょうか。

 

以下構築

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G3    8枚

ドラゴニック・ヴァンキッシャーFULLBRONTO  4

ドラゴニック・ヴァンキッシャー 4


G2    14枚

ロッククライム・ドラグーン 4

ボルテックシュレッド・ドラゴン 4

魔竜戦鬼チャトゥラ 4

妖剣の抹消者 チョウオウ 2


G1    11枚
チェインボルト・ドラグーン 4 

マイティボルト・ドラグーン 4

デザートガンナー バジャン 3


G0    17枚

バリット・ドラコキッド 1

毒心のジン 4

スパークエッジ・ドラコキッド 2

ワイバーンガード ガルド  4

オールド・ドラゴンメイジ 2

蠱毒の抹消者 セイオウボ 4

 

星6引6治4

計 50枚

 

カード解説

ドラゴニック・ヴァンキッシャーFULLBRONTO

(以下フルブロント)

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 新規VRです。「ドラゴニック・ヴァンキッシャー」の名称を持つことで、ロッククライムやボルテックの発動条件を満たすだけでなく、このカードがVの状況から2枚目にスぺライを行うことが出来ます。効果起動には手札バインドを行うカードが必要です。Vが殴る前にアタック時手札バインド効果を使ってV攻撃前にスぺライしないように注意が必要です。スぺライ時にはアクセルを得られますが、エンド時の乗り直しではアクセルは得られません。

このカードが手札にない状況でも、ドライブやロッククライムなどで引けてスぺライできる可能性があるので、並べた後の攻撃順には気を使いましょう。+10000の効果は登場時のみで、その後に手札バインドで場に出た札には適用されないので注意。

 

 

ドラゴニック・ヴァンキッシャー

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 旧ヴァンキッシャーです。そのままでは骨董品レベルの性能なのでフルブロントへのスぺライを狙います。フルブロントが一回噛めば起動効果を強く使えるので、4Tはこのカードでゲームすることが多いです。+10000をすることでダメトリを超えて連続攻撃することができます。

 

 

ロッククライム・ドラグーン

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 新規G2で手札をバインドする効果を持つ1枚です。自身を退却するというテキストが強力で、アクセルサークルに置くことで14kで攻撃しながらアクセルサークルを空ける器用な動きができます。空けたアクセルサークルにバインドしたチャトゥラやG1を置く動きが強いです。また、前列バインド効果で旧ヴァンキッシャーの条件を満たせることがあります。1枚引くテキストでフルブロントやチャトゥラを引くとそのままバインドできる小技があるので意識して立ち回りましょう。

 

 

ボルテックシュレッド・ドラゴン

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 個人的に評価の高いカードです。手札バインドの効果を持ちます。「アタックした時」という文章が非常に強く、フルブロントにスぺライした後のタイミングでバトルに入るので+10000がバトル中に適用されます。効果で先に1枚引くので、フルブロントやチャトゥラが手札にない時にワンチャンを作れたりと、テキストはシンプルですが器用です。

 

 

魔竜戦鬼チャトゥラ

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 説明不要のパワーカード。従来通り手札バインドの弾にしアクセルサークルに出して対戦相手に襲いかかる1枚です。

 

 

妖剣の抹消者 チョウオウ

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 規制されたチョウオウです。ヴァンキッシャー軸では人によって評価が分かれる1枚だと思います。

 構築との相性は正直微妙ですが、旧ヴァンキッシャー以外CBを使わないのでCBを綺麗に使えます。単純にスタンド効果が強く、擬似Vスタンドとも噛み合っているので採用しました。追加によっては抜くのも選択肢ではあると思います。スタンドするカードなのでアクセルサークルに置き、トリガーはこのカードに振りましょう。

 

 

チェインボルト・ドラグーン

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 新規カード。ヴァンキッシャーを探せるので4枚です。G1ライドはこのカードが優先です。手札からバインドされることで場に出て、空いたアクセルサークルに置くことで23kでの追撃ができます。手札バインド効果を使用する際は、バインド時効果を持つカードがなければただの手札コストになってしまうので要注意です。効果で場に出るG1はバインドコストにでき要求も取れるので、ガードに出すときは手札と場の状況を見てしっかり判断することが重要です。

 

 

マイティボルト・ドラグーン

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 シシルス互換。ヴァンキッシャー2種を引き込みたいので4枚です。

 

 

デザートガンナー バジャン

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 手札バインドの弾です。チェインボルトの後半の効果と役割は同じです。

 

 

トリガー

星6引6治4です。構築上手札に存在しなければならない札があるので安定を取ってこの配分です。前の選択肢はないと思います。

 

不採用カード

 

ジャギーショット・ドラグーン

ジャギーショットは元々旧ヴァンキッシャーを1枚で効果を動かすためにフル投入されていたカードでした。Vの効果と2枚のバインドで3枚バインドの条件を満たし、先3で10000+効果を発動するために必須の札でした。

しかし今回の新規によって、途中でフルブロントに乗ることで旧ヴァンキッシャーのバインド3枚の条件を先3で満たす必要がなくなり、G3として先3でソウルに入る役割もフルブロントの乗り直し効果で解決しました。ドロー効果やバインドは強力ですがG2のロッククライムやボルテックで補うことができ、G3を多く投入する上で起きる事故のリスクを大幅に軽減できるようになったことも大きいです。G2の条件がヴァンキッシャー名称を参照することも問題で、G3はヴァンキッシャーのみにして必ずヴァンキッシャー名称を使えるようにしたいので不採用です。

 

ドラゴンダンサー バルカ

採用したG2に比べて、山から引く前にバインドしてしまう点が微妙に感じました。G2の候補の1枚ではあると思います。

 

ライジング・フェニックス

単騎では強いですが、デッキコンセプトといまいち噛み合っていなかったので不採用となりました。この構築は手札からバインドするカードとバインドされて効果が発動するカードで構成されており、相手の前列をバインドしてドロップから効果を起動するこのカードはそのどちらにも該当しない札です。

ドロップに落ちているという条件が厄介で、手札に引き込んでから即コストとしてバインドすることが出来ず、ガードかSBでドロップに落とす→前列のユニットをバインドし蘇生するという2手の動きが必要なため、1ターンで完結できない事がとても遅く感じました。ロッククライムが絡めばバトルステップ中に蘇生して攻撃できますが、それなら即効性のあるチェインボルトやバジャンの方が速くて便利でした。

 

 

構築紹介は以上になります。立ち回りにクセのあるデッキなので回すのは簡単とは言い辛いですが、G3以降の爆発力は凄まじい上に、これまで触ったアクセルのデッキと比べてかなり安定していたのが好感触でした。回し方については需要があればまた書きます。アクセルとしてはゴールドパラディンという頭2つ飛び抜けたデッキがあるので立場としては中々危ういものがありますが、折角なのでなるかみの研究を進めていこうと思いました。

 

余談ですが、今回の記事からコメントを解禁致しましたので、質問があればこの記事のコメント欄かTwitter@tsurunari28tkまでお願いします。

 

ここまで読んで頂き、ありがとうございました!

 

追記:サムネ、文章追加しました